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時は小金なり

脳性麻痺とうつを抱える小金が世の中を面白くするフリーランスを目指すブログ

音楽とドラマは相性が良い?2017冬ドラマ『カルテット』がヒットしそうなわけ

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小金です。

音楽といえば何を思い浮かべますか?私はドラマです。音楽ってドラマと相性がいいんですよ。
2017年冬ドラマ『カルテット』がヒットするかも?音楽を扱った作品の特徴を考えてみたらその理由が明らかに。

音楽とドラマ(物語)は相性がいい!

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音楽を扱った作品は映像で観る方がいい。せっかくだから音を聴きたいよね。
ドラマの音楽は作品を盛り上げてくれる重要な要素で、効果的に使われていればいるほど作品のファンが増えるもの。
ドラマとは、「物語」のことです。アニメでも映画でも、映像ではない漫画にもドラマはあります。

ドラマと音楽って演出の観点から見てとても相性がいいんです。
今から紹介する作品で検証してみましょう。
どれも音楽とドラマが存分に楽しめますよ。

検証する作品

  1. のだめカンタービレ
  2. 坂道のアポロン
  3. オーケストラ!

のだめカンタービレ

のだめカンタービレ全25巻 完結セット (講談社コミックスキス)

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オーケストラといえばこれ。ドラマ版の演奏シーンが画期的に見えた。本当に弾いてるんだなって思って上野樹里を尊敬しまくってた。

早弾き(のだめは早弾きが多いが)になっても音が乱れないし、曲の解説もわかりやすくて勉強になる。
録画していたので、解説で音がよく聞こえないところは何度も繰り返し見てた。「今日の料理」になってしまったストラヴィンスキーペトルーシュカはいつ聴いても笑う。

パリ編のロケ裏話で玉木宏が腕がパンパンになるまで指揮棒振ってたっていうのは個人的に千秋憑依エピソードだけど、一番好きだったのは峰くんです。スプリングソナタの色気ったらないわ。ヴァイオリン弾く男の人ってこんなかっこいいんかよ。(→数年後、『金色のコルダ』の東金千秋出現により小金大歓喜。弦楽器やばいの図式ができあがる。)

峰くんはのだめに似ていて、感情が素直に音に乗るタイプ。楽しい時は音が弾むし、得意になると途端にすぐ目を閉じる。スプリングソナタは「俺カッケー……」ってなる峰くんの気持ちにぴったりでした。
キャラクターの心情に合う音楽が流れてくると観る方も楽しい。

坂道のアポロン

坂道のアポロン 第1巻 Blu-ray 【初回限定生産版】

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これはねー!!!西見薫くんの一人勝ちでいかん。クラシックしか知らんかった堅物男が喧嘩っ早い千太郎に誘われてちょいワルジャズに目覚めのめり込んでいく過程はやばい。

ピアノをめちゃくちゃ繊細に弾くんだけど、千太郎に煽られてちょっとハメを外してみたら楽しすぎてるんたった〜♫ってなって、葛藤やら恋する気持ちやら怒りやらが全部音色に乗っちゃう素直さって実は繊細さとは程遠くて横暴なんだよねぇ。
それがなぜ許されるかというとその芋系根暗男子な見た目に熱さが隠れてるのが丸わかりだからだよ!!!つまりムッツリ!!!西見薫くんはムッツリ!!!けしからん!!!
ムッツリの流れるような指さばきが堪能できる演奏シーンはにやにやが止まりません。バイアスかかりすぎて曲もエロく聞こえるときある。

漫画はもちろん面白いがあえてアニメをおすすめする。アニメから入って音色を鼓膜に焼き付け、漫画の繊細さを味わえば脳内再生も余裕になるよ。

オーケストラ!

オーケストラ! [Blu-ray]

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プライドが高いかつての天才指揮者アンドレが、劇場清掃員という食いぶちを捨てて昔の仲間を説得し、もう一度オーケストラを再生させようとする正統派音楽青春群像劇。
プライドが高い天才指揮者っていうのがもう千秋真一とかぶるんだけど、年老いたおっさんだから状況によってプライド捨てたり拾ったりできるのがポイント。

団員は音楽が大好きなんだけど家族だったり自分の生活だったり他に守るものがありすぎて、そんなに熱い気持ちでやれないよ〜っていう引き気味スタンス。
アンドレはそれが悲しくてイライラしちゃって子どもに当たったりする。指揮しててもイライライライラ。楽団のコンマスとぶつかってまたイライラ。

それでもついて来ようとする団員がいて、ばらばらだった音が合わさっていく。団結するにつれて音が合うと気持ち良いよね。
おっさんが年甲斐もなく美人のヴァイオリニストに恋するのもキュンとします。

音楽がハマるドラマの特徴

これらの作品は音楽がぴたりとハマったものばかり。よくよく考えてみると、次のような特徴があることがわかります。

演奏シーンがしっかりしている

映像で観る一番の良さ。音楽はやっぱり耳で聴いた方が楽しい。音って雰囲気や気分に影響与えやすいものだよね。
演奏シーンがしっかりしていればキャラクターの目標が明確になるんですよね。目標はモテたいでも、好きな子に振り向いて欲しいでも、純粋に演奏が上手くなりたいでもいい。
キャラクターたちの過程が、演奏シーンという形になって表現される。キャラクターたちの苦労や喜びを思い起こしながら聴けば感動もひとしおです。
これが音楽を扱った作品を楽しむ醍醐味でしょう。

音が合う楽しさがある

一人で演奏している音色より、複数で演奏している方が断然楽しい。初めは合わなかった音が、絆が深まるにつれて合っていくのは胸が震える。
ただ音が合うんじゃなく、キャラの葛藤や悩みの末の合奏がいいんだよというか葛藤がなければ合奏の意味がない。というか合奏の感動が半減する。

合奏とは人の心と心の通い合いなんですよ。ドラマの演出上では使いやすくわかりやすい。そこがいいんです。ドラマの題材として使いやすさ抜群なものは音楽です。
BGMにもテーマ曲にも使えるしコスパいい。

キャラクターが恋しててエロい

これが一番でかい。キャラクターに魅力があるのは大事だけど何に惹きつけられるかっていうとキャラのエロさである。
なぜエロいかって恋愛真っ最中だからだ。恋するとテンションが上がる。テンションが上がればそれが音にも現れる。峰ものだめも薫くんも千太郎もアンドレもみんな恋してる。単純かよ。

安易に音楽と恋愛を結び付けられると怒られるかもしれない。でも言わせて欲しい。

恋してる人たちが奏でる音楽は聴いてて楽しい。
心と心を通わせて、合奏して、恋してもっと音楽を楽しめるようになる様が愛しいんです。もっとやれ。


ドラマ『カルテット』はヒットの予感?

そういうことを踏まえて『カルテット』というドラマに注目しています。
この1月からスタートする冬ドラマの一角であり、メインキャストに松たか子さん、満島ひかりさん、松田龍平さん、高橋一生さんという実力派を揃えている期待の恋愛ドラマです。
www.tbs.co.jp

この冬、実現!恋、涙、笑い、秘密、嘘が入り乱れ、
ほろ苦くて甘いビターチョコレートのような
大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスをお届けします!

このようになっている。

30代の男女四人が軽井沢で共同生活をしながらカルテット(四重奏)を結成する物語です。
これだけ読むと恋愛の比重が高そうですが、満島ひかりちゃんと松たか子さんがめちゃくちゃ練習してるという話もあるので期待が高まりまくり。
四重奏とは言うんですがヴァイオリンが二本あり、ヴィオラとチェロということで楽器としては3つですね。


正直、カルテットとして上手くいきつつ恋愛が上手くいく、とかいう展開が想像できないのでハラハラする。
公式サイトで松さんが

ラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス、ラブ・サスペンス・・・、と繰り返しつぶやいていると、何だかにやにやしてしまう

とコメントしているが、まさかサスペンスってこのハラハラのこと?
超特大フラグじゃん。


登場人物で家森諭高(いえもり・ゆたか)っていうのがいるんだけど、人物紹介を見るとモテてモテて仕方ねえ、けどもっとモテたい!!みたいに書いてある。

彼はヴィオラ奏者。
ヴィオラはヴァイオリンより少し大きめで音も低い。
www.violinwakaru.com

弾き方の上では、「弦を擦る」ではなく「楽器を響かせる」意識がヴァイオリン以上に必要です。ヴァイオリンのようにむやみに大きな弓幅と強い弓の圧力で弾こうとしてもヴィオラは全く相手にしてくれません。むしろ狭めの弓幅、比較的軽い圧力で弾いた方が胴体が響いてくれます。特にヴィオラはC線をうまく鳴らすことが難しいのですが、ヴァイオリンの半分程度の弓幅で弾いた方がうまく音が出ることも多いはずです。弓の持ち方も弓自体の振動を生かすような持ち方が好ましいと言えます。

ここで言われているように、むやみに弾けないということは、ヴァイオリンよりも神経質にならないといけないということですよね。

繊細な楽器を扱うやつがモテてモテて仕方なくてもっとモテたいっていう不純な動機を抱えているアンバランスさ、とてもエロいと思いませんか?????
家森を演じる高橋一生さんの線の細さと相まって西見薫くんのようなけしからん感じである。実写版西見薫といっても過言ではない。

しかも家森だけでなく、みんな何かしら事情がある様子。軽井沢でサスペンスを感じるなんて安直でしょうか。
恋愛ドラマでありながら、しっかりとした演奏シーンもありそうな『カルテット』。
ヒットの予感しませんか?????

大人な恋愛ドラマと音楽がどれほどマッチするのか、今から期待膨らみますね!

まとめ

  • 音楽とドラマは相性がいい?音楽が楽しめる3つの作品で検証してみました。
  • 「演奏シーン」「音が合う」「恋」。音楽と物語がベストマッチしている作品の特徴を分析。
  • 2017年1月からスタートするドラマ『カルテット』。音楽と恋愛がどれだけ絡むのか?要注目です。
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